ver1.3で実装の限定S級異常エージェント「月城柳」の解説です。
結論、現環境最強の混沌アタッカーです。
これまでの混沌ダメージの概念を覆す仕様と手数によって、他キャラクターとは異なる戦闘を楽しむことができます。対ホロウ6課ということもあり、キャラクターの立ち位置的にも納得の強さです。ビルドやパーティー編成など、育成面を解説します。
・ディスク4セット:ケイオス
・ディスク2セット:フリーダム
・音動機:刻流の賢者(月城柳モチーフ)、複合コンパイラ、電撃リップグロス
・PT必須キャラ:バーニス
ディスクと音動機
ディスク4セット
混沌編成の場合 | 電気染め編成の場合 |
現状、柳に完璧にマッチする最適なディスクは未実装です。既存のどのディスクも一長一短ですが、それでも強いのでかなりのポテンシャルを秘めています。
現環境では「ケイオス・ジャズ」か「霹靂のヘヴィメタル」が最も無難な選択肢となります。柳は異常エージェントの中でもジェーンのように、表で長時間戦うキャラクターです。バーニスのようにパリィして帰る、状態異常にして帰るというようなスタイルではないため、表性能が高い4セットが望ましいです。
混沌編成で運用するか、電気染めで運用するか、自身がどちらで柳を使いたいか決めてからディスクを選ぶ事をおすすめします。
ケイオス・ジャズ
ケイオスは、控えにいる時、強化特殊スキルと支援攻撃の与ダメージ+20%という効果が、常に表で戦闘を行う柳とあまり相性が良くありません。しかし、ケイオスにはこの効果以外に、控えにいなくても無条件で電気属性ダメージ+15%という効果があり、2セット効果の異常マスタリー+30Ptも加味すると、現環境では最高ディスクではないものの、最適ディスクとなっています。バーニスのような他属性と一緒に編成する混沌パーティーでは、後述する霹靂のヘヴィメタルの4セット効果があまり発動しません。やはり混沌編成の場合は現状、異常マスタリーも電気属性ダメージも同時に盛れる、ケイオスが最適と言えます。
霹靂のヘヴィメタル
単純なカタログスペックを比較すると、常に効果を発動できるならケイオスより霹靂の方が強いです。しかしこのディスクには欠点があり、それがフィールド上に感電状態の敵がいる時、装備者の攻撃力+28%という4セット効果です。これは敵が感電状態になってから初めて効果が発動するということで、1回目の感電には効果が乗りません。1度感電にして、2回目の攻撃から初めて効果を乗せることができます。ザコ敵に関しては感電状態になる前にある程度削れてしまうので、ザコ狩りにも不向きです。もさらに混沌編成の場合だと、せっかくの感電が混沌の発動によって消滅します。そのため想像以上に霹靂の4セット効果が発動しません。
混沌編成ではイマイチな霹靂ですが、電気染めパーティーの場合は逆にケイオスよりも霹靂の方が強くなります。混沌が発動しないため、敵の感電状態を維持しやすく、4セット効果を長時間発動できます。電気染めパーティーの場合は霹靂を選択してください。
ディスク2セット
異常マスタリー+30Pt | 異常マスタリー+30Pt |
ディスク2セットは、マスタリー+30を獲得できるフリーダム・ブルースか、ケイオス・ジャズが最適です。柳のメイン火力である極性混沌のダメージは、柳の異常マスタリーを参照しているため、異常マスタリーの数値はあればあるだけ良いです。攻撃力や電気バフのディスクを選ぶと火力が落ちます。特別な理由がない限り基本的に2セットはどちらかを選択してください。
ディスクステータス
4番 | 5番 | 6番 |
異常マスタリー | 電気バフ | 異常掌握 |
見慣れた異常エージェントの基本的なメインステータスで問題ないです。モチーフ武器でも電気バフがないため、5番は電気バフが強くなります。6番の異常掌握の枠は、混沌編成の場合は頻繁に状態異常を起動しなければならないため、異常掌握以外の選択肢はありません。しかし、霹靂のヘヴィメタルを装備した電気染めパーティーの場合は、一度状態異常にしてしまえばその後頻繁に状態異常にする必要がないため、一撃が重くなるように攻撃力%にした方が強くなります。運用パーティーによって6番は使い分けてください。
サブステータス優先度
異常マスタリー > 攻撃力 >> 会心系 > 貫通値
音動機
刻流の賢者 | 複合コンパイラ | 電撃リップグロス |
当然ですが、モチーフ武器が最適となります。
電気属性の状態異常蓄積効率+30%。特殊スキルまたは強化特殊スキルが状態異常の敵に命中すると、装備者の異常マスタリー+75Pt、継続時間15秒。装備者の異常マスタリーが375Pt以上の時、装備者による「混沌」ダメージ+25%。
モチーフ武器を装備した場合は、375Pt以上の異常マスタリーを準備したいですが、特殊スキルまたは強化特殊スキルが状態異常の敵に命中すると、装備者の異常マスタリー+75Ptの効果があるため、自前で異常マスタリーを300Pt厳選しておけば、武器の効果で+75Pt上乗せされて、375Ptの異常マスタリーを達成できるというカラクリになっています。モチーフ武器が柳にとって最適な理由は、この混沌ダメージアップがかなり強力だからという理由です。
モチーフ武器がない場合、グレースのモチーフ武器である「複合コンパイラ」もかなり強力で相性が良いのでおすすめです。柳は通常スキルを連発しながら戦闘を行うグレースに近い動き方をします。そのためグレースの武器の効果を最大限に発揮できます。どうしても武器自体の性能差で「刻流の賢者」には劣りますが、こちらも十分強いためおすすめです。
PT編成
月城柳 | シーザー | バーニス |
柳のコアスキル「月蝕」によって、パーティー内の誰が混沌を起こしても混沌のダメージ倍率が跳ね上がります。そのため、基本的には他の異常キャラクターと組むのが最も火力が出ます。中でもバーニスは柳との相性抜群で、最高の相方です。バーニスは瞬時に熱傷を引き起こし、裏からも状態異常を起こし続ける、裏性能が高いキャラクターなので、表で戦闘を行う柳にとっては一番ありがたい性能となっています。シーザーは攻撃力バフを配り、状態異常ダメージと、混沌ダメージを大幅にアップさせます。この編成は安定感、火力共に隙がない完成された組み合わせです。
まとめ
「混沌なんてしてる暇があったら会心ダメージで~」と言われてきた混沌がついに日の目を見て嬉しいです。現環境では異常キャラクターがかなり注目されているので、柳もこれから最適ディスクやキャラクターの実装で、更に強くなるキャラクターだと思います。