ver1.3の環境において「セス」の評価が急上昇しています。
なぜ評価が上がっているのか、採用される理由や最新版の育成について解説します。
結論、人気の理由は異常エージェントに特化したサポーターであるという点です。
現環境は限定異常エージェントが多く、総じて強いアタッカーのため、異常マスタリーを配りながら短時間の出場でサポート出来るセスは環境にマッチしています。
また、敵からの被弾が大きいコンテンツも実装されたため、シールドを張れるキャラクターというだけで他にはない付加価値となっています。柳の実装や、今後追加される雅も異常エージェントであることも、評価の追い風となっています。
・異常エージェント特化のサポート性能
・シールドを張ることが出来る
・出場時間が短い
・ひたすらパリィすればOK
性能と役割
セスというキャラクターは、パリィが本体です。
パリィした際は、「前のキャラクター」にクイック支援でき、更にシールドを付与します。他のキャラクターのように通常のパリィを行った場合、前のキャラクターに戻るには手動で切り替えなければなりませんが、セスの場合は非常にスムーズにアタッカーに戻ることができます。更に戻る際にはシールドと異常マスタリー100を配ります。異常アタッカーにとって異常マスタリーは火力の要であるので、パリィするだけでアタッカーの火力が大幅に上昇するのはコスパが良すぎます。
基本的にはパリィしていれば役割の9割は果たせるキャラクターですが、強化通常を当てることで敵を状態異常にさせやすくします。また、強化スキルの突進は敵をひるませる能力が異常に高く設定されているため、大抵の敵に対して、セスの強化スキルでひるませている間に別のキャラクターで殴るという戦法が通用します。
小ワザ(強化スキル)
強化スキルは敵のひるませ能力が高いのと、セス自身に無敵判定があるので「貯め→即交代」で、数秒間、無敵のセスが敵を攻撃し拘束してくれます。その間に他のキャラクターで攻撃できます。バーニスの強化スキルを更新するのに最適です。
評価される理由
異常エージェント特化のサポーター
最近の限定キャラクターは異常エージェントが多く、どれも高火力なアタッカーとなっています。特にジェーンなんかはストーリーシナジーも込みでセスとの相性が抜群です。
更に、ver1.4で実装予定の「星見雅」も異常エージェントであることが確定しています。
この「異常エージェント特化」という点がセスの評価のを上げています。
疑似的激戦試練の追加
最新の高難易度コンテンツである疑似的激戦試練では、敵からの被弾がめちゃくちゃ痛いです。一撃でダウンしてしまう攻撃がほとんどの中、シーザーのようにシールドを張れるキャラクターの評価が上がっています。また、セスのシールドにいたっては、シーザーのシールドと重ね掛け可能です。これがかなり便利で、あると無いとでは疑似的激戦試練の難易度が劇的に変わります。
サポート時間が短い
このゲームは限定アタッカーの火力がとんでもないので、できるだけ長くアタッカーを表で戦闘させたいです。基本的に火力の出ないキャラクターを操作している時間は無駄になるため、サポーターに求められるのはどれだけ効率よく短くサポート出来るかという点になります。たとえ膨大なバフをアタッカーに配れるキャラクターだったとしても、長時間アタッカーの時間を奪ってしまうようでは、現環境では採用されにくくなります。サポート時間をかけて火力を上げるか、サポート時間を削ってアタッカーの手数を増やすかのトレードオフと言えます。
その点セスは、上述した通りパリィすれば仕事の大半が完了します。一瞬です。
パリィしたあとは25秒間バフが継続するため、気がついたときに適当にパリィを挟めば安定してバフを維持できます。ちなみに25秒間でも結構長いですが、1凸していれば異常マスタリーバフは35秒間に伸びるため、そうそうバフが途切れることはなくなります。
ディスクと音動機
ディスク4セット
プロト・パンク |
2セット
シールド生成量+15%。
4セット
任意のメンバーが『パリィ支援』または『回避支援』を発動した時、チーム全体の与ダメージ+15%、継続時間10秒。同じパッシブ効果は重ね掛け不可。
現環境でセスに最適なディスク4セットはプロト・パンク一択です。
シールドの耐久値を上げながら、味方に対して強力なバフを配ることができます。発動条件、性能ともにセスの動きに噛み合ったディスクです。ただし、このプロト・パンクですが、シーザーの最適ディスク4セットでもあります。同じパッシブ効果は重ね掛け不可とあるように、パーティー内のシーザーとセスがこのディスクを装備していると、効果が無駄になってしまいますので注意が必要です。
ディスク2セット
ショックスター・ディスコ |
2セット
衝撃力+6%。
セスに火力は必要ないので、2セットはショックスター・ディスコを装備して、少しでもブレイクに貢献するのが無難です。というよりもそれ以外に選択肢はありません。
ディスクステータス
4番 | 5番 | 6番 |
攻撃力 | 攻撃力 | 攻撃力 |
以前までの環境では、火力や異常マスタリービルドの選択肢がありましたが、現環境ではいずれも必要なく、半端に火力を盛るくらいならシールドの耐久力を上げたほうが良いので、メインステータスは全て攻撃力で問題ないです。サブステータスもひたすら攻撃力を厳選し耐久力を上げてください。
サブステータス優先度
攻撃力 >>> = 会心系 = 貫通値 = 異常マスタリー
※シールド耐久値の上限である、攻撃力3750を目標にしてください。
音動機
猛進するキバ | 秩序の守り手・特化型 |
モチーフよりも、シーザー武器のほうが最適なとなります。
猛進するキバ
装備者のシールド生成量+30%。任意のメンバーが「看破」または『極限回避』を発動した時、チーム全体の与ダメージ+18%、与えるブレイク値+12%、継続時間20秒。同じパッシブ効果は重ね掛け不可。
シールド耐久値を大幅に上げながら、ブレイク性能のアップ、更に味方にバフまで配ります。とんでもない武器です。当然シーザー本人分しか確保していないプロキシがほとんどだと思いますので、秩序の守り手で大丈夫です。
最近のセスは強化スキルをあまり使わないので、強化スキルで強くなる本人モチーフ武器への依存度は高くないです。猛進するキバを装備しないのなら、実際のところ何を選んでもあまり大差はありません。
まとめ
異常エージェント環境にマッチした、かなり優秀なサポートキャラクターです。間違いなくA級エージェントの中でもトップTierで、育成して損はないキャラクターですので、まだ手を付けていないプロキシは育成をおすすめします。